腸チフスIgG/IgM検査キット（金コロイド法）

使用目的
Babio® 腸チフス IgG/IgM テスト キット (金コロイド法) は、迅速なクロマトグラフィー免疫測定法です。 特定の抗体に対する特定の IgM および IgG 抗体の定性的検出および識別用 ヒト血清または血漿中のチフス菌抗原。これは腸チフスの体外診断を目的としています。

試験原理
Babio® 腸チフス IgG/IgM テスト キット (コロイド金法) は、ヒト血清、血漿、または全血中の腸チフス菌に対する IgG および IgM 抗体の定性的検出方法です。この検査により、抗 S 抗体の鑑別検出が可能になります。チフス菌 IgG および抗 S.チフス菌 IgM 抗体は、現在感染している腸チフス菌、潜伏性腸チフス菌感染症、および/または保菌者である腸チフス菌感染症を推定的に区別するために使用できます。この検査には、血清、血漿、または全血サンプルが使用された可能性があります。特定の腸チフス菌抗原は、テストラインとして硝酸セルロース膜上に固定化されています。試験サンプルをサンプルパッドに加えると、試験サンプルは上方に移動します。腸チフス菌に対する IgG または IgM 抗体が検体中に存在する場合、それらは金コロイド - 抗原複合体に結合します。複合体は硝酸セルロース膜上を移動し続け、固定化された特定の腸チフス菌抗原によってテストウィンドウゾーンで捕捉され、淡い色から濃い色の線を形成します。線の強度は、サンプル中に存在する抗体の量に応じて異なります。特定のテスト領域に色付きの線が現れる場合は、その特定の抗体 (IgG および/または IgM) が陽性であるとみなされる必要があります。コントロールとして、コントロール ライン領域に色付きのラインが常に表示され、適切な検体量と適切なメンブレン ウィックが追加されたことを示します。
提供される試薬と材料

試験手順
1.袋を開封する前に、室温に置いてください。テストデバイスを密封袋から取り出し、できるだけ早く使用してください。測定は 1 時間以内に実行すると最良の結果が得られます。
2. 35 μL の血清/血漿または全血をテストカードのサンプルウェルに分注します。
3. バッファー ボトルからバッファーを 1 滴直接滴下するか、校正済みピペットを使用して 40 µL のバッファーをサンプル ウェルに移します。
4.結果は 10 ～ 20 分で得られますが、30 分を超えないようにしてください。